ラブ・アース・ネットワークからのおしらせ

（２００３年度）

ラブ・アース・ネットワークの辻です。

一つの転換期だと思い、ご報告いたします。
ラブ・アース・ネットワークの音楽活動は、まる3年になります。
これからも、更にメッセージを伝え、社会に、そして、世界平和に貢献したい、という思いが強くなり、それとともに、今後の活動を、どのように拡げたらいいか、具体的な方法をいつも考えていました。

そんなとき、ラジオのオンエアー用に制作した曲を聴かれた方から、大変熱い思いで連絡がありました。
コンサートやイベントのプロモーションをしていらっしゃる村山さんという方でした。

村山さんは、私たちの活動の主旨をよく理解してくださった上で、「後生に残る音楽、自分が、本当に感動できる音楽をプロモーションしたい、というのが私の夢でした。
これからは辻さんや、下田さんの代わりに私が窓口になって、ラブ・アース・ネットワークのコンサートやイベントをぜひプロモーションさせて下さい！」と語ってくださいました。

お会いして、いろいろお話をお聞きして、この方なら、活動も理解してくださって、更に環境に関する意識もかなり高い方だと思いましたので、今後は、共に活動しよう、ということにさせていただきました。
ラブ・アース・ネットワークのメッセージを伝え続ける、持続可能なスタイルはこのようなかたちかも知れない、と、漠然ではありますが、見えてきた感じがします。
これからの、コンサートや、イベントの私たちの窓口は村山さんが担当して下さいますが、今までの活動主旨や目的は、変わるものではありません。

また、ＣＤのご注文に関しましては、今までと変わることはございません。
私の方に、メール、または、ＦＡＸにて、ご注文いただければ、郵便局の振り込み用紙をお付けして、お送りさせていただきます。

現在のCDとご注文方法

どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

村山さんのことや、上記の詳細は、下田から報告いたします。

ラブ・アース・ネットワークの下田です。

去る１１月2７日、長野県のSBCラジオという放送局のラジオ番組に出演させていただき１０分ほどの出演で、放送していただいた曲はたった１曲だったにもかかわらずその放送をたまたま聴いていた方から問い合わせの電話が入ったのです。
その方はイベント企画をプロモーションすることを仕事とされている、村山さんという方でした。
とりあえず今まで制作した音源を一通り送ることにしました。
その音源を聴かれた村山さんは一度お会いしたいと言われるので後日松本でお会いしました。
村山さんは私たちの「音楽を続けられる環境を整えてあげたい」と熱心にお話くださいました。
つまり仕事としてコンサートをできるようにそういった場を作ります。
ということ。マネージメントは任せてください。とのことでした。

私が悩んでいたこと・・・
ラブ・アース・ネットワークとして活動を続けてはきたものの音楽の占める割合が大きくなっていくにしたがって、経費や時間の問題でＣＤ制作が思うにまかぜず、広がりをどう拡大していくことが可能だろうかという壁にぶつかっていたのです。
それに加え、音楽性、音響、楽曲としてのクオリティーという問題にもぶつかっていました。
よりよい音楽を提供していけばもっと広がっていくのではないか、と思いながら、そのことに限界を感じていました。
そんな時、村山さんはそれをすべて可能にしようと申し出てくださったのです。
村山さんはいわゆる商業音楽に携わりながら、東京の有名な音楽レコード会社で仕事をしてきた方で、売れればいいという音楽に嫌気がさしてその仕事を辞めたということでした。
現在は長野県佐久市に事務所を構えてお仕事をされています。
私たちの曲を聴いて、こんな音楽をやっている人がいるんだ、と感じるものがあって連絡をとったとおしゃいました。
売れる曲でなく、いい曲に携わりたい・・・
この言葉に心が動きました。

いい音楽を提供するのには音響も場所もちゃんとしていなかったら伝わるものも伝わらない・・・
言われれば言われるほど耳がいたくなります。
分かりきったこと、でもそれが難しかった今まで。
村山さんは、いままでよくやってきましたね。とおっしゃいました。
でもいままでやってきたことは決して無駄ではない。
いつかそれが生きるときが来る。
そうおっしゃいました。

その後、名古屋の辻さんとともに村山さんを訪ね、詳しい話を聞きました。
私は何より、あのたった１曲をたまたま聴いていてくださったこと、そしてその曲に心引かれて連絡くださったこと、その後の熱意に、すべて用意された方、という思いを強くしていましたので、長いやり取りの後、ただ「だましていただいても結構です。あの曲を聴いていいと思ってくださった方なのでお任せしたいと思います。」とだけ言いました。
私たちの不安を一生懸命払拭しようとするかのように話す村山さん。業界にいたキャリアを信頼し、お任せすることにしました。
これからどうなるのか、まったく分かりませんが、ひとつひとつのコンサートを心を込めて行っていくこと、そして私たち自身が信じるものを見失わないで、純粋な気持ちでありつづけることそれがなにより大切じゃないかと考えています。

今まで片手間のような活動になりがち（仕事を持ちながらの活動ですから・・・・）だったけれど、より本格的に音楽に打ち込んでいきたいと思います。
だからといって、ラブ・アース・ネットワークの主旨や目的が変わるわけではありません。
社会に響く音楽を提供しながら、さまざまな活動に協力させていただきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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